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“令和の米不足“で知った米のありがたみ!江戸時代は1日で1人5合も食べていた?

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江戸時代一日何合食べた?

「台所美人」喜多川歌麿

『守貞万項』によると、成人男性の食べる量は「1日5合」ということが判明!!
あなうれしい!うちとおなじじゃないの!

しかも筆者宅は「2人で五合」です。江戸時代は「1人5合(約750g)」。凄いね!
しかし考えてみると、ほとんどの者にとって移動手段は自力で歩くことだけ。むしろこれだけ食べないとカロリーが足りなかったかもしれません。

現在のように便利な炊飯器はないので、朝に一日分のご飯を釜で炊くというのが通常でした。

  • 朝…ほかほかのご飯と味噌汁・漬け物
  • 昼…冷や飯、おかずに魚や煮物など
  • 夜…(冷や飯を)お茶漬け・漬物

現代では夕食が一番豪華な傾向がありますが、どうやら江戸では昼食重視だったようです。暗くなったら寝るだけですから、夜にたっぷり食べても仕方ないですね。

しかも薪をどんどん燃やすのは大変ですからねぇ、効率的にも理にかなっているのでしょう。

炊いたご飯は米櫃へ。旅館などでしか見かけなくなった米櫃というものの存在を、改めて感じた次第です。

もちろん、商家の大店や武家などたくさん使用人のいる家では、事情が違っていたと思われます。

3ページ目 コメの消費量は、実は世界で51位

 

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