東京・原宿の太田記念美術館で、展覧会「浮世絵お化け屋敷」が開催されます。
浮世絵で”お化け屋敷”?夏にピッタリの本展では、歌川国芳や月岡芳年の名品をはじめ、妖怪や幽霊を描いた浮世絵約170点(前後期で全点展示替え)が、展示されます。
荒れ果てた屋敷に巣くう不気味な妖怪や、怨みを晴らそうと恐ろしい形相で睨みつける幽霊。浮世絵にはさまざまなお化けが登場。時には見る者を怖がらせ、時にはそのユーモラスな姿で笑わせてくれます。
展示される作品は、歌川国芳の代表作である「相馬の古内裏」をはじめ、歌川国貞や月岡芳年ら、人気浮世絵師たちが手掛けた不気味で怖い妖怪や幽霊の名品が大集合。
楽しそうに踊る猫又や、まるで人間のような表情をした河童、ゆるキャラのような不思議なフォルムをした謎の妖怪たちなど、怖いだけではない、可愛くてユーモラスなお化けたちも大集合します。
また、今回の展覧会では太田記念美術館に新たに収蔵された初公開の作品38点が含まれているとのこと。
展覧会「浮世絵お化け屋敷」は、2024年8月3日(土)~9月29日(日)の期間、太田記念美術館で開催されます。