権力の絶頂を極めた藤原道長がその死を悲しんだ末娘・藤原嬉子とはどんな女性だったのか【光る君へ】:3ページ目
藤原嬉子・略年表
- 寛弘4年(1007年)1月5日、誕生(1歳)
- 寛仁2年(1018年)尚侍となる(12歳)
- 寛仁3年(1019年)成人し、従三位となる(13歳)
- 寛仁5年(1021年)頼通の養女として敦良親王(後朱雀天皇)に入内(15歳)
- 万寿2年(1025年)
8月3日、親仁親王(後冷泉天皇)を出産(19歳)
8月5日、赤斑瘡のため薨去、道長が魂呼の儀式を行う
8月29日 正一位を追贈される - 寛徳2年(1045年) 後冷泉天皇の即位に際して皇太后を追贈される(薨去後20年)
終わりに
今回は道長の末娘である藤原嬉子の生涯をたどってきました。
いずれは国母として栄華を極める未来を前にしながら、若くして世を去った無念はいかばかりでしょうか。
果たしてNHK大河ドラマ「光る君へ」に嬉子は登場するのか、登場するなら誰がキャスティングされるのか、興味深いところです。