国内の競馬のルーツ!?平安時代には年中行事として定着した神事「競馬(くらべうま)」とは?:2ページ目
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毎年5月5日に、京都で「賀茂競馬」が行われる
現代でも、競馬(くらべうま)を見ることができます。京都の上賀茂神社では、平安時代の1093年から競馬(くらべうま)が行われています。現在も、その様式を受け継ぎながら、毎年5月5日に賀茂競馬を行っています。
コースは約150~200メートル。コースのわきには、目印となるさまざまな木が植えられています。例えば、発走地点には馬出しの桜。騎手がむちを打つことができる地点には、むち打ちの桜があります。また、ゴールの目安になる地点には勝負の楓が植えられています。
騎手の勇ましいかけ声や馬がひづめを鳴らして駆け出す姿は、見る人を魅了します。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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