口から阿弥陀如来!人気の仏像「木造空也上人立像」の超リアルフィギュアが100体限定で再発売決定

Japaaan編集部

仏像フィギュアブランドの「イスム」から、国内の仏像の中でも取り分けて人気の高い重要文化財「木造空也上人立像」をモデルとしたフィギュア「TanaCOCORO[掌] 空也上人」が再発売されることになりました。

2023年9月に100体限定で再販売された「TanaCOCORO[掌]空也上人」ですが、再発売後もあっという間に完売し「買えなかった」という声が多数あり、今回、またまた再販されることに。

モデルは鎌倉時代の名仏師・運慶の四男である康勝の作と伝わる重要文化財「木造空也上人立像」。口を開き念仏を唱える一瞬を写実的に捉えたインパクトのある造型で知られています。

空也上人は平安時代中期に活躍した実在の僧で、長く呪文的な念仏「陀羅尼」に代わり、庶民が自分のために唱えるものとしての念仏を広めました。教化のため諸国を遊行した空也は、風葬された遺体があれば火葬し経をあげ、川があれば橋を架けるなど、庶民の生活のために尽力しました。

仏像の口から出るのは6体の阿弥陀如来。空也の唱えた「南無阿弥陀仏」の一文字一文字が阿弥陀如来になったという伝説を立体表現したものです。胸の前に提げるのは鉦鼓(しょうこ)という打楽器で、これを打ち鳴らしながら念仏を唱え衆生を教化しました。

サイズは約 188(H)×84(W)×74(D)mm。重量は約330g。素材はポリストーン製となります。

「TanaCOCORO[掌] 空也上人」は、2024年4月18日(木)から100体限定で販売されます。発送は5月下旬予定。

 

掲載写真:「イスム」公式サイトより

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