彼氏の弟も好き♡欲望のままに生きた平安時代のメンヘラ「和泉式部」が日記に綴ったヤバすぎる恋愛事情【前編】:3ページ目
大好きな彼氏の死と新たな恋の予感♡
さて、大好きな彼氏を失い絶望の淵にいた和泉式部。そこに颯爽と現れたのが次の彼氏「帥宮敦道」でした。ちなみに新彼氏・帥宮敦道は、なんと前彼氏・為尊親王の実の弟です。
和歌の上手さが出世やモテの対象であった当時、美しい美貌も兼ね備えていた和泉式部は世の男性のアイドル的存在。子持ちバツイチでも言い寄ってくる男性は後を絶たず、権力を兼ね備えた大きな魚をも釣りあげたのです。
2人の出会いのキッカケは為尊親王の死でした。
為尊親王の弟であった帥宮敦道は、彼氏の弟として和泉式部に励ましの手紙を送っていたのです。しかし、手紙の内容は早い段階でナンパに切り替わっていたのだとか。
地位も高くてイケメンと噂の帥宮敦道からのお誘いということもあって、和泉式部の恋心は完全復活。満月の夜に初めて顔を合わせた2人は情熱的な契りを交わしました。
欲望のままに生きた和泉式部は、このあと正妻の座を賭けた昼ドラバトルを繰り広げることに…
【後編】の記事はコチラから:
彼氏の弟と肉体関係…欲望のまま生きた平安時代のメンヘラ「和泉式部」が日記に綴ったヤバすぎる恋愛事情【後編】
いわゆる女流日記文学が流行した平安時代で、己の欲望のままに生きた1人の女性がいました。和泉式部と呼ばれた彼女は、離婚や元彼氏の死を乗り越えて新しい彼氏と出会います。[caption id="a…