10代の少年に愛情……源氏物語の主人公・光源氏、実は男性も恋愛対象だった![後編]【光る君へ】:3ページ目
男同士の友情のような愛情のような場面が……
「源氏物語」には、「形代(かたしろ)の愛」が登場します。形代とは「身代わり」のこと。自分のものにできない最愛の人の代わりに、その人の身代わりになる「誰か」を愛する。たとえそれが男性同士でも。
男性同志の愛「男色」と思われる場面は「源氏物語」に何度か登場してきます。
光源氏とほかの男性との、密な友情のような・恋のような・愛のような……そんな艶やかな場面は、またの機会にご紹介していきましょう。