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「江戸時代は平和」だって?そんなの大間違い!現代に通じる悪党らの卑劣な詐欺事件【後編】:2ページ目
金持ちのお妾さんとなってお金を巻き上げる
江戸時代、お金持ちや大名などは「お妾さん(愛人)」がいて当たり前という風潮がありました。そこで「愛人を紹介する詐欺業」が登場。
お金持ちや大名を相手に「美しいお妾さん」を紹介すると持ちかけ、大金を支払わせて愛人契約を結びます。その後、本当に美しい女性を愛人として送り込むのですが、実はその女性と斡旋した人間はグル。
女性のほうは「とっととおさらばしたい!」のが本音なので、夜の営みの際に毎晩わざと寝小便をした者もいたとか。
いくら美女でも毎晩寝小便をされては「こりゃたまらん!」とばかりに、男性側は契約解消を申し出ます。男性からの契約解除なので、もちろんお金は返さずそのまんま……という驚きの手口。この詐欺グループは、「小便組」と呼ばれて江戸中で有名になったそうです。
さすがに現代では「寝小便詐欺」は通用しませんが、現代のマッチングアプリで無差別に騙す「美女詐欺」の元祖のような感じですね。
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