日本で発見された恐竜はどんな恐竜?国内で見つかった化石の種類を紹介:3ページ目
福井県は恐竜王国!?
福井県から発掘された恐竜は他にもあり、1992年に発見された獣脚類としてはキノサウルスが挙げられます。千石層からも発見されており、九州地方に生息していたと考えられています。その全長は約3メートル、体重は約100キログラム程度でした。
他にも鳥脚類としては、フクイサウルスとコシサウルスがいます。フクイサウルスは2003年に発見され、草食性であり、頭部に角状の突起を持っていました。その全長は約4.5メートル、体重は約300キログラムと推定されています。
もう片方のコシサウルスは2019年に発見され、フクイサウルスと同様に草食性であり、頭部に鶏冠状の突起を持っていたようです。その全長は約3メートル、体重は約100キログラムです。
さらに福井発の竜脚形類が、2010年に発見されたフクイティタンです。長い首と尾を持つ草食性の恐竜で、全長は約13メートル、体重は約4トンに上りました。
また兵庫県から2014年に発掘された竜脚形類・タンバティタニスや、2019年に岩手県で発掘された竜脚形類・ミヤサウルスもいます。北海道では2019年に鳥盤類としてカムイサウルスも見つかっており、日本もまた多くの恐竜の化石が見つかっていることが分かります。