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そそられる食欲!私たちの胃袋を刺激してやまない「食品サンプル」の歴史

そそられる食欲!私たちの胃袋を刺激してやまない「食品サンプル」の歴史

さらに続く進化

1970年代後半から80年代にかけて、食品サンプルの材料は蝋から樹脂へと変わりました。蝋は熱に弱いため、外に面するショーケースに置くと直射日光で溶けてしまう点が弱点でしたが、樹脂によってこれも克服します。

また、近年はシリコンゴムを使うことで料理の細かい部分の表現や大量生産も可能になりました。こういった技術革新や企業の努力によって、食品サンプルはさらに進歩し続けています。

食品サンプルのふるさとである岐阜県郡上八幡は、現在でも全国シェア60パーセントを誇る食品サンプルの街として知られています。色々な種類の食品サンプルのお土産が売っていたり、実際に食品サンプル作りも体験できます。

参考資料
食品サンプルの歴史 – 食品サンプルアトリエステラ☆
元祖食品サンプル屋
株式会社いわさき

 

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