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新首相誕生!今さら聞けない日本とイギリスの関係を時系列でご紹介【前編】

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とある事件がきっかけで、日英関係は事実上断絶!

1623年、アンボイナ事件が発生します。これは、オランダ領東インド(現在のインドネシア)でオランダがイギリス東インド会社商館を襲ったもの。これで英蘭関係は悪化。それに加えて、毛織物の売上不振などを受け、平戸のイギリス商館は10年で撤退してしまいます。イギリスは矛先をインドに向け、事実上、日英関係は断絶します。

鎖国下でも、イギリスの情報は得ていた

商館の撤退、および1630年代から始まった日本の鎖国政策により、17世紀半ばから18世紀に日英関係に主だった変化は見られません。しかし、オランダ商館から、イギリスを含むヨーロッパの情報も入手していました。

一方、イギリスでも同時期に日本に関する書籍や地図が出版されるなど、関心は続いていたことが分かります。

いかがでしたか?19世紀以降の日英関係については、次回の記事でご紹介します。この記事が、みなさんが少しでも歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです!

後編はこちら

 

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