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銃弾をも容易くかわす!?合気道を考案した最強の男「植芝盛平」とは【後編】

銃弾をも容易くかわす!?合気道を考案した最強の男「植芝盛平」とは【後編】

盛平の伝説

盛平が北海道開拓に尽力していたころ、「ひぐまと仲良くなって三晩ともに寝た」という伝説もあります。

仕事の帰りに日が暮れてきたため、山奥の川のほとりに小屋をたてて一晩過ごすことにした盛平。

真夜中になると、ガサガサと草を分けてくる物音がしたので、外を見ると大きな熊がいたそうです。しかし熊が、小屋のまわりにあった盛平の食べ残しを食べてその場で横になったため、害意を感じずいっしょになって朝まで眠ったのでした。

盛平は次の晩もやってきた熊に魚肉を与え、その晩も次の晩も熊と添い寝したのです。
これも、合気道を極めた「和合の精神」によるものではないかともいわれています。

盛平の功績

盛平は大相撲の天竜を投げ飛ばし、柔道のチャンピオン阿部謙四郎を組み伏せ、さらにプロボクサーのピストン堀口が打った拳を掴んで組み伏せたことでも有名です。

また、30人の憲兵隊の襲撃も1人で返り討ちにするなど、日露戦争でも活躍しました。

 

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