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なんと”のぞき”が恋愛のきっかけ!?平安時代の出逢いの定番「垣間見」とは?

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垣間見には、灯りが重要?

垣間見には、灯りがカギを握っていました。というのも、薄暗い部屋に女性がいた場合、外で垣根や御簾越しに男性が見た場合、男性から女性の顔は見えますが、女性から男性の顔は見えません。

このように、男性も見ていることをあからさまにしないために、遠慮しながら垣間見する必要がありました。とはいえ、この時代垣間見は普通のことですので、見つかってしまったとしても問題にはなりません。

垣間見以降の恋愛のステップは?

男性が垣間見で女性に一目ぼれしたとしても、すぐに二人が結ばれるわけではありません。まず、男性が女性に和歌を送ります。

しかしこれも簡単ではなく、まず女性の名前を調べなければいけませんし、その女性に近い人物に和歌を託していました。また、この和歌ももちろん適当ではだめで、その歌の上手さを女性は見ていました。

女性からの返事があれば、その後やりとりを重ね、逢瀬(おうせ:デートのこと)となります。この逢瀬は男性が女性の家に通うことになっていましたが、これにもルールが。

まず家の正面からではなく裏口から入ること。そして、暗くなってから訪れ、明るくなる前に帰ること。華やかに思える貴族の恋愛も、意外と大変ですね。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです!

 

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