「鎌倉殿の13人」上総広常を心服させた頼朝の将器…第7回放送「敵か、あるいは」振り返り:2ページ目
仁田忠常(演:高岸宏行)&全成(演:新納慎也)
伊豆山権現で僧兵たちに襲われた女性陣を守る、カッコいい魅せ場でしたね。
忠常「お方様から手を離せ!」
いつもニコニコ(たまに号泣)している姿とのギャップが実に堪りませんね。
一方「私が風を起こす。その隙に逃げられよ」と啖呵を切ったものの術に失敗、実衣(演:宮澤エマ)のツッコミをスルーして「後は任せた!」と逃げ出す全成。
いずれもフィクションですが、シリアスっぽいコメディで物語にアクセントを加えてくれました。
亀(演:江口のりこ)&権三(演:カミナリまなぶ)
頼朝一行が滞在していた安房国の漁師夫婦、ここでの出会いは完全にフィクションです。亀(亀の前)は伊豆の流人時代から頼朝と懇ろでした。
頼朝との不倫に怒り狂った権三は大庭景親が差し向けた刺客・長狭常伴(演:黒澤光司)と鉢合わせ、お互いに敵と勘違いして大乱闘を繰り広げます。
騒ぎを収める=刺客を討ち取るために出ていく三浦義村(演:山本耕史)に対して「ついでに、ウチの人も討ち取って」と声をかける亀のキャラクターに、面食らった視聴者も多いのではないでしょうか。
※ちなみに、長狭常伴を討ち取ったのは三浦義澄(演:佐藤B作)ですが、本作では基本的に義村が代わっているようです。