シューズブランドを展開するLiberatoから、インソールに畳を使用した「畳ローファースリッパ」を発表しました。
「畳ローファースリッパ」は、吸湿性・吸臭性・抗菌性等に優れた日本の伝統素材・畳（九州産）をインソールに使用したローファーで、さっと足を通すだけで履ける、かかとのない快適なスリッパスタイルとなっています。
平安時代から日本の生活に馴染んできた畳。畳と、その素材であるい草には様々な天然の効果があります。主に、ムレを防ぐ吸湿性、においを防ぐ吸臭性、細菌を防ぐ抗菌性、踏み心地のある弾力性、保温・断熱性、リラックス性等の効果があるとされています。
デザインは、上質な国産エコレザーのアッパーと、爽やかな畳インソールのコントラストが、和モダンなテイストを醸し出しており、フロントにはブランドアイコンの「L」をあしらい、アイコニックなデザインに。
インソールに使用されている畳は、もとは捨てられていた畳の端材を使用おり、廃棄物に新しい価値を与え、生まれ変わらせるアップサイクルを行っています。また、レザーには国内で育った成牛(ステア)の皮のみを使用。食用となる家畜動物の命を無駄にすることなく、その皮を副産物として最後まで有効活用しています。
アウトソールには、イタリア発祥のVibram（ビブラム）社のタンクソールを使用しています。
本製品は、奈良県大和郡山で70年以上にわたり靴を作り続けている工場の、熟練の靴職人によって1足1足丁寧に作られています。木型は、甲高幅広な方が多い日本人の足をベースにしており、ローファーの美しい曲線を保ちながら、しなやかに足にフィットする設計に。
畳と国産レザーのコントラストがユニークであり、機能性にも優れているので、コーディネートを楽しみながら長く愛用できるスリッパではないでしょうか。
「畳ローファースリッパ」は現在、クラウドファンディングサイト「Makuake」、及び海外クラウドファンディングサイト「Indiegogo」でプロジェクトを公開中です。