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任務は将軍や大名のお話し相手!戦国時代から存在した役職「御伽衆(おとぎしゅう)」とは?

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落語と御伽衆

主君の話し相手となる御伽衆ですが、意外にも落語と関係がありました。

というのも、戦国時代までと異なり、江戸時代になると、御伽衆の役割も少しずつ変わってきたからです。情報を伝えるよりも、おもしろい話をする役割が求められるようになりました。

そして、彼らが参考にしたのが、『醒睡笑』というもの。これは、豊臣秀吉の御伽衆であった、安楽庵策伝(あんらくあん さくでん)という人が残したユーモア集で、彼は落語家の元祖ともいわれています。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです!

 

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