忍者の技を使いこなしイザ出世!営業や交渉、遅刻にも役立つ忍術3つ
「忍者」と聞くと、映画やアニメなどの影響から、手裏剣を投げたり変身したりして活躍する華やかなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
戦国時代から江戸時代にかけて活躍したとされる実在忍者の活動は、実は、意外と地味で地道だったようです。※まだよくわかっていないことも多いです。
この記事では、そんな忍者たちが使っていた忍術のうち、現代でも通用しそうなものをチョイス。
接客改善業務に携わった経験から、営業や交渉にも役立つ忍術を2つ紹介するほか、遅刻しそうなときに試してほしい忍術を1つ紹介いたします。
七字の大事(しちじのだいじ)
七字の大事とは、人間誰しもが持っている7つの感情「喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲」を刺激して相手をあやつる忍術です。
たとえば、相手を褒めて喜ばせ交渉しやすい空気を作ったり、相手と同じような失敗談を話して同情を引き、親しみやすい雰囲気を作ったりすることです。
また、取引先の担当がお笑い好きであれば、得意なモノマネをして見せることでも、その後の会話がスムーズになる可能性があります。
歴史人物を例にあげると、諸説あるものの、相手の感情を上手にあやつって闘いに勝ったと言われているのが宮本武蔵です。
巌流島(山口県下関 船島)は潮の流れが速いことでも知られていましたが、佐々木小次郎との決戦の日、潮は武蔵の進む方向に流れていて、2時間の遅刻は故意だったとされています。
イライラすると冷静な判断ができなくなることも多いので、武蔵のように競争相手をわざと怒らせて成績を下げるという方法もありますが、後味はよくないかもしれません。
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