当時、妖怪伝説や庶民信仰などは「邪な教え」と禁止されていた！

遠野物語が出版された明治43年（1910年）、日本は富国強兵・殖産興業をかかげ近代化を推し進めていた頃でした。

日本政府は、妖怪伝説や庶民信仰などは、近代化の障害になる迷信で邪な教えであるとして厳しく禁止していたそうです。

そこから110年が経過した今。

近代化が進み、逆に妖怪伝説や庶民信仰などが好まれるようになりました。

長い時を経ても未だに愛読されている「遠野物語」。どのような話が収められているのでしょうか？

【その2】に続く…

◎『遠野物語と怪異』展のお知らせ

遠野物語発刊110周年記念事業・令和2年度夏期特別展として、『遠野物語と怪異』展が開催されます。
暑い夏にはぴったりの特別展のようです！

期間：令和2年7月17日（金）～8月30日（日）
会場：遠野市立博物館企画展示室
問合せ：遠野市立博物館　℡　0198-62-2340 pic.twitter.com/A7aqOKkQU2

— 遠野市観光協会/Tono Tourist (@tonokankou) June 22, 2020