切っても切れない悪縁を断ち切りたい!崇徳天皇の御霊を祀る「安井金比羅宮」:2ページ目
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安井金比羅宮のご利益
- あらゆる悪縁、病気、酒、タバコ、ギャンブルなど縁を切りたいものとの縁切り
- 悪縁を切り良縁を結ぶ
- 海上安全、交通安全(大物主神は「道開きの神」として信仰を集める)
やはり安井金毘羅宮と言えば有名なのが「悪縁切り」。どうしても縁を切りたい……という切なる思いを抱いた人たちが、京都府内はもちろんのこと全国から訪れます。
縁切り縁結びの碑
安井金毘羅宮で有名なのが、境内にある巨大な石「縁切り縁結び碑」です。高さ1.5m幅3mの巨大な石の中心には、大きな円形の穴が空いています。
そして、その碑にはいろいろな「願い」を書いた紙の「形代(かたしろ)※」が貼られ、碑が見えないほどです。
※形代:身代わりのお札
【願いを形代に書き穴をくぐる】
1.本殿に参拝し、形代に願いごと(切りたい縁・結びたい縁)を書ます。
2.それを手に持ったまま、願い事が叶うように念じながら、碑の表から裏へと四つん這いになって穴くぐりをします。これで悪縁を切ります。
3.次に裏から表にくぐって良縁を結びます。
4.最後に形代を碑に貼ります。
【たくさんの形代が貼られた碑は圧巻】
縁切り縁結び碑に貼られている形代には、「○○さんと結婚できますように」というようなお願いもありますが、「○○さんが奥さんと別れるように」「夫が浮気と縁が切れるように」という切実な願いのほうが多いようです。
中には非常に凄まじい内容のものも。
縁を切りたいと願うのはいいのですが、切りたい相手を呪詛するような言葉は書かないほうがいい……といわれています。
今年は、やはり「新型コロナウイルスがどうかなくなり、罹患している人からも消え去り、元の生活が取り戻せますように」と願いたいところです。
安井金比羅宮:〒605-0823京都市東山区下弁天町70
公式HP
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