「いろはかるた」の最後についている「京」という漢字は何故つけられたのか?:2ページ目
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「いろは歌の最後」ということで「京」にはこんな読み方も
「いろはかるた」の最後に「京」が入れられた理由については、どの説も「なるほど」と思わされる部分はありますが、現在のところ正確な理由については分かっていないようです。
しかし「いろはかるたの最後=京」というイメージは「いろは(の最初)のい」と並び、いつしか日本人の間に「仮名の最初と最後」として定着しました。
たとえば、相撲の力士の四股名には「い」と書いて「かながしら」と読む力士が何人か存在しましたが、「京」と書いて「かなどめ」と読む力士がいたことも知られています。
この「京=かなどめ」という四股名も、いろはかるたの最後が「京」であることに由来して、このように読ませたと言われています。
参考
・『京いろはかるた 解説書』/株式会社大石天狗堂 発行
・いろはかるた(江戸・上方(京都)・尾張)の読み方と意味一覧。枚数は何枚?
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