卒業式の中止や縮小を受け、さくらももこさんの幻の卒業ソング「春のうた」が期間限定で公開
国民的に人気の漫画「ちびまる子ちゃん」の作者である漫画家・さくらももこさんが生前に作詞した、卒業式や卒業シーズンに歌える幻の楽曲が、期間限定で公開されることになりました。
さくらももこさんが作詞を手掛けた未発表の卒業ソング「春のうた」は、2015年に卒業式や卒業シーズンにみんなで歌える曲をとのことで手掛けたもので、作曲家の山崎燿さんと歌手のけこりさんと共に制作。
正式リリースはされていませんでしたが、「春のうた」はさくらさんの優しさやあたたかさが込められた歌として、関係者の心に残る存在となっていました。
期間限定で公開されることになったきっかけはコロナウィルス。コロナウィルス感染症拡大防止のため卒業式は縮小されたり、中止されたりする傾向を見て、曲の存在を知る関係者の方が、卒業する人々へのお祝いとして卒業シーズンに「春のうた」を公開することになったそうです。
聞く人の心をあたたかに包む4分27秒の卒業ソング。さくらさんは曲の制作中、「卒業式で歌う曲をずっと作ってみたかった。みんなが歌う定番の曲になってもらえたら、すごく嬉しい、でも、みんなが歌ってくれたりしたら泣いちゃうな」とおっしゃっていたそうです。
さくらももこさんの未発表曲「春のうた」は、3月19日(木)から24日(火)の期間限定でLINE BLOG内の「さくらももこオフィシャルブログ」にて公開されています。また、楽曲はYoutubeにて動画として公開中。