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「喪中」と「忌中」それぞれの意味に違いはあるの?どれくらいの期間なの?

「喪中」と「忌中」それぞれの意味に違いはあるの?どれくらいの期間なの?

どちらも「身内の死に際して身を慎む期間」でもその違いって?

日本では、肉親や親戚が亡くなると「喪に服す」または「忌に服す」という習慣があります。年賀状を書き始めるくらいの時期に「喪中見舞い」として、「新年のお祝いをご遠慮します」といった内容の葉書を受け取ったことのある方は多いでしょう。

さて、似たようなシチュエーションで使われることの多い「喪中」と「忌中」には、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

「喪中」って?その期間は?

「喪中」は、そのまま「喪に服すること」という意味です。

これは親族などが亡くなった場合に、その死を悼んで哀悼の意を表すために、社交的な行動、華やかな場への出席などを避け、身を慎まなければならないことです。

これは元々は神道で「死=穢れ(気枯れ)」と考えられていたことに基づく、日本特有の風習でした。
神道では「人が亡くなるのは穢れたものに憑りつかれたから」と考えられ、死者を出したその家に人間も同じように死の穢れに全身包まれている、とされていたのです。

ですから「死=穢れ」と考えないキリスト教や仏教では、本来はここまで厳しい喪中の規定はありませんでしたが、日本では1947(昭和22)年まで「服忌令(ぶっきりょう)」という法令により服喪期間が厳密に定められていたこともあり、いつしか宗教に関係なく「それが常識!」とされ、日本の文化・風習になったのです。

現代ではそういった法令がなくなったため、喪中の期間はその頃からの習わしに基づき、一般的に

  • 配偶者、父母:12~13カ月
  • 故人の子ども:3~12カ月
  • 兄弟姉妹:3~6カ月
  • 祖父母:3~6カ月

とされています。

2ページ目 「忌中」とは?「喪中」とは何が違うの?

 

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