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NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」振り返り 平和の祭典の為に建てた明治神宮外苑競技場には軍靴の足音が響いた…「いだてん」第38話振り返り

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スポーツの殿堂として

オリンピックこそ開かれることはありませんでしたが、日本初の本格的な競技場として、外苑競技場では多くのスポーツ大会が開かれました。

明治神宮競技大会は競技場完成の1924年から1943年まで14回行われ、ドラマでも描かれた陸上競技、テニス、水泳をはじめ、野球、サッカー、ラグビー、バレーボール、バスケットボールなど外来のスポーツから、相撲、柔道、剣道、弓道など日本の伝統的なスポーツも行われています。

サッカーに関しては戦前の1927年にFIFAに加盟しており、外苑競技場でも国際試合が開かれています。戦後一時資格停止処分になったのち、1950年に再加盟。1954年に始めてワールドカップ予選に参加しますが、この年の日韓戦は外苑競技場で行われています。

後身となる国立競技場はサッカー、ラグビー、陸上競技の「聖地」となっていましたが、それは明治神宮外苑競技場から継承されたものだったようです。

 

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