文房具の代表選手「鉛筆」を最初に使ったのは徳川家康だった!?
現在放送中の2023年大河ドラマ『どうする家康』。新たな家康像を描くという意気込みが繁栄されたドラマで、視聴者のなかには、改めて徳川家康という人物に興味を持ったという方も多いのではないでしょうか。
そんな徳川家康ですが、江戸幕府をつくっただけではありません。さまざまな功績がありますが、実は「鉛筆」を日本で最初に使った人物だとも言われています。今回は、そんな鉛筆と家康の関係について迫ってみたいと思います。
そもそも鉛筆はイギリス生まれ
みなさんは、そもそも鉛筆がどこでどのように誕生したか知っていますか?世界史上において、さまざまな分野でリードしてきたイギリスで鉛筆が生まれました。
エリザベス1世の治世下であった1564年、ボローデル山という場所から、黒い物質が採れ、試しにそれで文字を書いてみると、きちんと紙に残ることが判明。これがいわゆる鉛筆の芯になる黒鉛だったのです。
最初は黒鉛をそのまま手に持って書いていましたが、手が汚れることから木に黒鉛を挟むなどの工夫が行われ、現在の鉛筆の原型がつくられるようになりました。
徳川家康に伝わったのは約400年前
イギリスでの鉛筆の発明が1560年代であり、徳川家康に鉛筆が伝わったのが400年くらい前と言われています。発明から家康に伝わるまでそれほど時間が経っていないことがわかりますね。
ただし、記録が残っていないため、どのようにして家康に伝わったのかは分かっていません(ヨーロッパのスペイン、またはその属領であったメキシコかフィリピンから献上されたのではないかという説があります)。
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