遮光器土偶もいるよ!北海道・北東北の縄文遺跡群がテーマの切手が発売
日本郵便が発行している特殊切手「世界遺産シリーズ」の第15集のデザインが発表されました。今回は「北海道・北東北の縄文遺跡群」を題材とした特殊切手となります。
人類共通の文化遺産および自然遺産の国際的保護を図る目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき登録された、日本の世界遺産を題材として発行する切手「世界遺産シリーズ」。
第15集のデザインとなっている「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、北海道、青森県、岩手県および秋田県に所在する 17 の考古遺跡群で構成されます
これらの遺跡は農耕社会以前の人々の生活を示し、一万年以上も継続した採集・漁労・狩猟社会における定住の開始、発展、成熟を示すほか、有名な遮光器土偶や、土版、骨角器などの出土品、墓、捨て場、盛土、環状列石など、精緻で複雑な精神文化を示す物証として、顕著な普遍的価値が認められます。
各地域の出土品を切手シートに配置し、写実的なイラストで表現されています。
84円郵便切手(シール式)10枚セットのシート単位販売となり、価格は840 円。考古学・縄文ファンの方はコレクションに加えてみてはいかが?
「世界遺産シリーズ<第 15 集> 北海道・北東北の縄文遺跡群」は2022年8月17日(水)から全国の郵便局や郵便局のネットショップなどで発売されます。