百人一首の世界をカクテルで表現した「百人一首カクテル」に新作2点が登場!
「百人一首」の世界をカクテルで表現したという「百人一首カクテル」に新作2点が登場します。
「百人一首カクテル」は、滋賀県の琵琶湖ホテルが2017年より大津京遷都1350年を記念して販売したのが最初で、第16弾となる今回は優美な印象の2首を選び新しいカクテルを考案。これまでに全100首のうち37首までカクテルとして表現されました。
雲の通ひ路
「天つ風(あまつかぜ)雲の通ひ路(かよいじ)吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」
【歌番号12 僧正遍照】
『天を吹く風よ、天女たちが帰っていく雲の中の通り道を閉ざしておくれ。乙女たちの美しい舞姿を、もうしばらく地上に留めておきたいのだ。』
舞姫の衣を思わせる艶やかな朱色のカクテル。吹きすさぶ風と雲をドライアイスで表現しました。美しい天女たちが地上から天界へと雲の中を歩み去っていく壮大なイメージを、星のような金粉を散りばめたグラスの中に閉じ込めています。
雪は降りつつ
「君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手(ころもて)に 雪は降りつつ」
【歌番号15 光孝天皇】
『あなたにさしあげるため、春の野原に出かけて若菜を摘んでいる私の着物の袖に、雪がしきりに降りかかっています。』
春の野原で若菜を摘む若き親王だった頃の光孝天皇。その爽やかなイメージを、ブルーベリーの甘酸っぱいカクテルに。着物の袖に降りかかっては消えていく春の淡雪になぞらえて、バーテンダーがカクテルを注ぐと綿菓子がすっと溶けていく様子が楽しめます。
「百人一首カクテル」シリーズ第16弾の新作2点は、2022年3月5日(土)~6月4日(土)の期間、琵琶湖ホテル2階 「バー ベルラーゴ」で提供されます。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により、予告なく営業変更する場合あり