歴史・文化 - 日本文化と今をつなぐ。Japaaan

暑い京都の粋なサービス圓徳院の氷

暑い京都の粋なサービス圓徳院の氷

京都の夏は暑い。先日行われた祇園祭の山鉾巡行の時には、現地に来ていたテレビレポーターの温度計では45度というものすごい気温が示されていたそうです。
それに加えてまとわりつくような湿気と、肌を焼くような日差し。
過酷な環境でした。

そんな中でも、やはりオアシスはありました!それが、圓徳院の氷です。

秀吉の妻ねねの終の棲家

圓徳院は京都東山にあります。高台寺に行くと、高台寺・圓徳院・掌美術館の3ヶ所をまわれるチケットを購入することができますよ。
圓徳院は秀吉の妻ねねの終の棲家です。そのため、大名や禅僧・茶人など多くの人々がねねを慕って訪れた場所といわれています。

そんな圓徳院に入ってまず言われたのが「氷があるので涼んでいって下さい」でした。
外は炎天下でしたが、中に入るとひんやりとしています。そしてそこにスイカくらいのサイズの氷が置いてあったのです。
氷屋さんに頼んでいるという氷は、暑い日でも日中に溶けきるということはないそうです。氷屋さんの氷が溶けづらいということもありますし、日本家屋の持つ夏は涼しいという特徴のためでもあるでしょう。

そして、そこにハンカチをあてたりして氷の冷たさをいただいてから、中を見学していきました。
暑さの厳しい場所だからこそのサービスがとても嬉しい意外な出来事でした。

北庭でゆったり

そしてぜひおすすめしたいのが、北庭に面する縁側でゆっくりと休憩することです。
高台寺にも大きな庭があるのですが、そちらは常に人が多くいますので、こちらの方がゆっくりと景色を眺めることができます。
その分庭のサイズは小さいのですが、時折やってくる鳥も庭に彩りを添えてくれます。

また、お抹茶をいただけるお茶室もあるようですので、いただいていくのも良いですね。お茶室は江戸時代に作られたものだそうですよ。

 

RELATED 関連する記事

 
閉じる