ライフスタイル - 日本文化と今をつなぐ。Japaaan

「鳥取問題」を、私達も考えてみましょう

「鳥取問題」を、私達も考えてみましょう

先日放送された『月曜から夜ふかし』の「鳥取問題SP」は、素晴らしいものでした。観光資源は「砂丘だけ」、人口減少で「195年後には誰もいなくなる」鳥取を、1時間フルに使って取り扱うというその勇気がまず素晴らしい。また、単なる町おこしの紹介、あるいは「オチキャラ」扱いの笑いだけで終わらず、その両者を高い次元で両立させた内容もまた実によくできたものでした。


しかし、物足りない。特に「砂丘見たら、それで終わり」というフリが、物足りない。テレビ的に止むを得ないことなのかも知れませんが、鳥取には砂丘以外にも見所はたくさんあります。

何をおいてもまずは、三徳山・投入堂。危険過ぎて単独入山厳禁の断崖絶壁に、投げ込まれたように立つ謎のお堂。写真家・土門拳をして「素晴らしいが、二度と行きたくない」と言わしめた超アクセス困難地ですが、故にそのパワーも絶大。お手軽パワスポに流れる現代日本人は、すべからくここへ参り、根性を叩き直すべきでしょう。

その三徳山にある三朝温泉を始め、鳥取には温泉もたくさんあります。ハワイに全力で乗っかる羽合温泉はもちろん、浜村温泉、岩井温泉、東郷温泉と名湯が目白押し。凄いのは、鳥取駅周辺の市街地にも温泉がゴロゴロ存在してることで、それこそ銭湯のような料金で湯を楽しむこともできます。


グルメも、大丈夫。カレールー消費量など、豊富な日本海の幸の前にあっては全くどうでもいいことです。特に、カニ。関西圏の人間は、鳥取のカニの美味さを熟知してます。B級グルメ方面でも、番組でも登場した「とうふちくわ」から、鳥取市役所食堂の「素ラーメン」、倉吉を中心に定着してる「牛骨ラーメン」など、見逃せません。

米子・境港の情報がなかったですが、これは観光面でより不利な県東部をフィーチャーするため敢えて外したのかもしれません。が、それでも鳥取県は鳥取県。妖怪のブロンズ像が乱立する水木しげるの故郷・境港なんかは、像はもちろん、闇夜に輝く目玉の親父の街灯もなかなかの見物です。

「鳥取問題」、この夏は私達も一緒に考えてみませんか。とうふちくわでも食べながら。あるいは、駅弁のかにめしでも食べながら。

月曜から夜ふかし|日本テレビ

鳥取県観光案内 とっとり旅の生情報

 

RELATED 関連する記事

 
閉じる