ステキ妖怪大集合!妖怪を題材にした古今東西のイラストレーター、デザイナー作品まとめ
Japaaanではこれまでに、素敵な妖怪を描くイラストレーターさん、デザイナーさんをたくさんご紹介してきました。妖怪は古くから日本の庶民文化に根付いたものであり、その時代の人の不安や恐怖を具現化したものと言えます。
現代では妖怪はキャラ化が進んでおり、作家さんが題材として扱うことも少なくありません。今回は今までJapaaanで紹介してきた妖怪に関連したステキな作品をまとめてご紹介します。
後半には江戸時代の作品たちも一緒に紹介していますのでそちらもどうぞ。
現代のテイストで描かれた妖怪たち
妖怪七宝
隅田川周辺に伝わる妖怪たちがデザインされている、「妖怪七宝」の帯留め。
七宝制作は東京七宝の伝統工芸士 畠山 弘氏。デザインは妖怪作家 天野行雄氏。NPO法人千住すみだ川との3者が協力して作りました。
Mika-Hime / Lizzi 「50 Kakemono」
アメリカのイラストレーターMiku-himeさんの作品。Miku-himeはDevianArt上の名前。妖怪の名前のひらがながちょっと違っているのはご愛嬌。
cochae「妖怪おりがみ」
cochae(こちゃえ)は「あそびのデザイン」をテーマに活動する軸原ヨウスケ、武田美貴による デザイン・ユニット。
妖怪おりがみは妖怪を折るための紙が24枚セットになっており、子泣きじじいやろくろ首などの古典妖怪が勢揃いです。
八重樫王明「妖怪 / Japanese Supernatural Monsters」
岩手県生まれ、東京都在住のフリーのイラストレーター。各種メディアのキャラクターデザインやイラスト制作を手がけています。
京東都「和片 百鬼夜行シリーズ」
ニッポンの伝統 =「京都」とニッポンの今 =「東京」を掛け合わせたブランドネーム。京都の刺繍工房と一緒に、新しい文化継承のかたち・刺繍の可能性を考える「京都発、東京経由~世界行き。」の、刺繍ブランド。「和片(わっぺん)」は絵巻や日本画、和菓子などをモチーフにした小さなワッペン。
浮世絵に描かれた妖怪たち
佐脇嵩之「百怪図巻」
江戸時代中期の画家。
「百怪図巻(ひゃっかいずかん)」は元文2年(1737年)に描かれたものとされています。狩野元信の作品を模写したものと考えられている本作には丁寧に描かれた妖怪画30体。