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偉人たちのセカンドライフ!出家したけど俗人に戻った日本史上の人物4選

偉人たちのセカンドライフ!出家したけど俗人に戻った日本史上の人物4選

平家打倒の第一人者も還俗してました 以仁王

2人目は以仁王(もちひとおう)です。

この名前自体、歴史の教科書でよく見るので見たことある方は多いと思います。しかしながら還俗していたとは歴史の教科書には載っていなかったので驚きですよね。

後白河天皇の第三皇子だった以仁王は幼くして天台座主で堀川天皇の子である最雲法親王の弟子となります。程なくして最雲法親王が亡くなると還俗し、永万元年(1165)に元服します。

英才で学問も笛に秀でていた以仁王は皇位継承者候補に上がりますが、当時は平家が台頭していたので、平家出身の高倉天皇に皇位は継承されてしまいます。

そして、母方の叔父が失脚したことにより、親王宣下を受けることができなかったので皇位継承の機会を失うことになりました。

度重なる平家に対する不満で源頼政と挙兵した以仁王でしたが、最後は戦死してしまいます。

しかし、この挙兵が各地の源氏武者を平家打倒へ奮い立たせる契機にもなりました。

3ページ目 運で還俗し室町幕府将軍になりました 足利義教

 

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