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キリシタン大名・大友宗麟によって日本に広められた「かぼちゃ」の語源や歴史を紹介

キリシタン大名・大友宗麟によって日本に広められた「かぼちゃ」の語源や歴史を紹介

実はまだ栽培されている、当時の日本かぼちゃ!

現在、日本の食卓に上がるかぼちゃは「西洋かぼちゃ」が9割を占め、戦国時代に日本にやってきた「日本かぼちゃ」と呼ばれる品種は少なくなってきています。

西洋かぼちゃは南アメリカのペルーやボリビアあたりが原産地で、日本かぼちゃは凹凸がはっきりとしていて皮も黒っぽく、粘質でねっとりしています。西洋かぼちゃは凹凸が少なく丸みを帯びた形状で、甘みが強くホクホクしています。

ポルトガル船が運んできたカボチャを大分県ではずっと長い間、栽培し続けていましたが、今ではどこの農家も栽培しなくなっていました。

ところが、最近になって福岡県豊前市にある三毛門というところで、大分県に伝えられたこのかぼちゃがまだ数軒の農家で栽培されていることが判明しました。そしてこの再発見されたのかぼちゃは「宗麟かぼちゃ」と名付けられ、大分県では全国的に売り込むプロジェクトが進められています。

参考

 

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