手洗いをしっかりしよう!Japaaan

受け継がれる船霊信仰。海上自衛隊の護衛艦には「艦内神社」が祀られている

受け継がれる船霊信仰。海上自衛隊の護衛艦には「艦内神社」が祀られている

終わりに

古くより「板子(いたこ。船板のこと)一枚下は地獄」と言われるように、いつの時代も豊かな幸と共に、死の恐怖と隣り合わせているのが船であり、海というもの。

常に命や生死を思えばこそ、自然≒神様に対する畏れや信心も深まるし、日々を大切に生きる意欲も湧いてきます。これからも海で生きる皆さんに、末永く神様の御加護があるよう願っています。

※参考文献:
小林孝裕『海軍よもやま話 イラスト・エッセイ』1980年
久野潤『帝国海軍と艦内神社 神々にまもられた日本の海』祥伝社、2014年

 

RELATED 関連する記事