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数え年とは?生まれて二日で2歳になる人も?満年齢との違いと換算方法を紹介

厄年でよく使う「数え歳」とは?満年齢と数え年の違い、換算方法を紹介

満年齢⇒数え歳の換算方法

今後の人生で使うかどうかはともかくとして、具体的な満年齢⇒数え歳の換算法は

誕生日の前日まで⇒満年齢に2をプラスすると数え歳
誕生日以後⇒満年齢に1をプラスすると数え歳

となります。

歴史上の人物の年齢については、江戸時代以前だと数え歳な事が多いので、満年齢に換算するならこの逆に考えればいいのです。

例えば53歳で亡くなった源頼朝公は、久安三1147年4月8日生まれ、建久十1199年1月13日に没しましたが、満年齢だとまだ誕生日が来ていないので51歳となるところ、数え歳だとプラス2の53歳となります。

要は年齢を「何年何ヶ月生きているか」より「生まれて何年目か」という指標としてとらえると理解しやすいと思います。

日常生活ではあまり使うこともないでしょうが、現代でも厄年など数え年を用いることもあります。

昔の人たちはこういう感覚で年齢をとらえていたのだな、と思いを馳せてみるのも一興かも知れません。

※参考:石井研堂『明治事物起原』近代デジタルライブラリー

 

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