日本文学は読んで楽しむだけではありません。以前Japaaanで紹介したブレンドコーヒー「飲める文庫」では、名作文学の読後感をコーヒーで再現するという試みに挑戦していましたが、
人間失格、吾輩は猫である…AIを活用して名作文学の読後感をコーヒーで再現「飲める文庫」
AIの可能性がこんなところにも!AIを活用したサービスが次々と発表される昨今、「そうきたか!」と思わせてくれる商品が発表されました。それは、NECとコーヒー豆専門店のやなか珈琲が共同で開発した…
このほどソニーから、太宰治の代表作「人間失格」をイメージした香り「文学の香り 太宰治」が発表されました。
「文学の香り 太宰治」は、ソニーのアロマディフューザー「AROMASTIC」用カートリッジとして発売されるもので、太宰治文学作品を”香りで紐解く”というもの。
文学をテーマに、「文学と香りを組み合わせて、作品の世界をもっと深く楽しもう!」というコンセプトのもと、日本を代表する文豪・太宰治の生誕110周年を記念して発売される香りで、「人間失格」の世界を香りで表現しているんです。
その香りをどのように決定したのかと言うと、太宰治の代表作「人間失格」の中で印象的な5つのシーンを厳選し、それらのシーンにただよう香りをイメージして開発しています。
「文学の香り 太宰治」を香りながら人間失格を読み返してみると、これまでとは違ったイメージが湧いてくるかもしれませんね。ぜひとも名作文学シリーズとして他の作品も続いてほしいですね。
AROMASTIC専用カートリッジ「文学の香り 太宰治」は6月19日(水)に発売。現在予約受付中です。価格は2,980円(+税)。