絶景の映えスポット!樹齢1400年、あの縄文杉を上回る日本一の幹の太さを誇る「将軍杉」を紹介:2ページ目
2ページ目: 1 2
将軍杉の名前の由来
ところでこの将軍杉の名前の由来ですが、江戸時代にこの地を収めていた会津藩初代藩主保科正之が、部下に領内に過去の歴史上著名な人物が埋もれていないか調べさせたところ、三川の地に平維茂の墓があることが判明し、『本朝通鑑』などを編纂した林鵞峯(はやしがほう)に碑文を作らせ、この杉の傍らにあった平維茂の墓に新たに「鎮守府将軍平維茂碑並銘」を建立したことによります。
石碑は長い間の風雨にさらされ、今となっては碑文を判読することはできませんが、幸いなことにその全文は記録に残されており、平等寺で入手することができます。
この将軍杉、一般的にはまだ認知度は低いようですが、地元の人と知る人ぞ知るパワースポット。自然に囲まれた環境はSNS映えするスポットとして、近年は若い男女の姿も少しずつみられるようになってきたんだとか。
巨大な杉の木を前にたち、千秋のときの流れに思いをはせてみるのもよいかもしれません。
アクセス
所在地:新潟県東蒲原郡阿賀町岩谷
交通アクセス:
(1)JR磐越西線「五十島駅」から徒歩で20分
(2)磐越自動車道「三川IC」から車で10分
ページ: 1 2