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NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」振り返り 「いだてん」第5話振り返り。足袋に改良を重ねたハリマヤシューズの原点はここにあり?

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四三はオリンピックに向けて、これまでとは違う練習に取り組むことになりますが、その際もよく破れる。「どうにかならないものか」。そう思い、播磨屋の黒坂辛作に改良を依頼したのが、オリンピックに挑めるスポーツシューズの原点でした。

ドラマのように怒りを買って追い出されたかどうかはわかりませんが、実際の出来事もドラマがありますよね。

足袋屋の播磨屋は、いずれ日本のマラソン史に名を残すスポーツシューズメーカー「ハリマヤ」へと成長していくことになります。

「陸王」と「いだてん」

ところで、黒坂を演じているピエール瀧は、TBS系ドラマ「陸王」にも出演していました。「陸王」といえば足袋製造会社がランニングシューズ開発をし、会社の存亡をかけて大手スポーツブランドに負けない足袋のスポーツシューズを作っていく。そんなストーリーでした。

「いだてん」視聴者で「陸王」を思い出す人も多いのではないでしょうか。「足袋」で勝利を目指すという展開はもとより、役所広司、ピエール瀧、「陸王」に出演していた役者がこちらでも!

おもしろいのは、「陸王」でこはぜ屋と敵対関係にあり、「足袋なんて…」と言っていたピエール瀧が、今回はオリンピックに出るための足袋開発に挑む立場であること。何の因果でしょうか。オファーはNHKの方が先だったようですが、絶妙なキャスティングですね。

 
 

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