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NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」振り返り 「いだてん」第4話振り返り「Damm shit!(クソったれ!)」のインパクトがすごい大森安仁子って何者?

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年の差と国籍の違いを乗り越え結婚、日本に帰化

夏休みの間だけ雇い雇われの関係だったはずの二人は、すぐに惹かれあい、やがて愛し合うようになります。

アニーの家は名門。相手が外国人でなおかつ使用人なんて、と当時地元では大騒ぎになり、新聞にまで取り上げられたようです。使用人とはいえ兵蔵も実家はとても裕福なのですが……。

生涯を乗り越えて1907年にアメリカで結婚した二人。日本の兵蔵の家でも、相手がアメリカ人女性で19歳も年上だということで大反対されたようです。

ここまででもアニーが昔の女性にしてはかなり度胸のある、進んだ女性のように思えますね。彼女は兵蔵とともに日本へ渡り、帰化してここで「安仁子」という名前を得ました。

夫の死後も日本に残る

安仁子は19歳年上でしたが、亡くなるのは夫の方がはやく、結婚からわずか数年のちの1913年に亡くなります。

夫がいない日本にいても仕方ないと帰国すると思いきや、安仁子は日本に留まりました。すでに1911年には日本国籍を取得していたのです。

安仁子は私財を投じて福祉事業を行い、絵画の制作も続けています。また日本の古典文学作品の英語翻訳にも取り組んでいたとか。

夫の兵蔵は1913年、オリンピックから帰る途中で病に倒れ亡くなりますが、おそらく「いだてん」でもそのあたりは詳細に描かれるでしょう。この夫婦の物語がどう展開するのか、とても楽しみです。

 
 

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