南武線の駅名に「○○河原」や「川」にちなんだ駅名が多い理由は?:2ページ目
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南武線は「多摩川」と大いに関係あり
さて、このように「河原」という駅名の多い南武線沿線の地域は、「川」や「河原」とよほどの繋がりがあるのでしょうか?
実は南武線は、距離の多い少ないはあるものの、全線が多摩川に並行して走っているのです。分倍河原の駅名の由来の中に「多摩川の氾濫の影響で収穫が少ない地域だった」というものがありましたが、特に川崎寄りの南側の駅は、まさに多摩川の氾濫原を走っています。
そのことを象徴するように、南武線には「川」のつく駅名も「川崎」「矢川」「立川」とあり、「河原」のつく駅と合計するとかなりの割合となります。
それだけ多摩川と共に生き、良くも悪くも多摩川の影響を受けてきた地域ということが、容易に想像できますね。
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