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白昼から堂々と女郎買いが行われていた?江戸の「宿場」も吉原遊郭に負けないほどの人気!:2ページ目
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例えば、川崎宿もそうで、東海道の二番目の宿で、厄除大師で知られる川崎大師の近くです。参詣のついでに女郎屋なのか、女郎屋のついでに参詣なのかはわかりませんが。
茶の煎じ汁で炊く茶飯の「奈良茶飯」を出す万年屋と亀屋がありました。ここで、昼飯を食べる旅人が多かったようです。女郎屋にあがらず、茶屋の奥にある座敷でさっと情交をしようとする客もいたとか。全ての茶屋女が応じませんが、中には応じる女もいたのでしょう。
江の島弁財天が祀られている江ノ島弁財天も、行楽地として最適でした。近くにあった神奈川宿は、参詣を口実に足を運ぶことができたので、客にとっては良かったのでしょう。
そして、神奈川宿の大きな特徴ともいえるのは、廻しがないということです。ちなみに、廻しは遊女が同時に複数の客をとること。客にとっては遊女を独り占めできるし、待たされることもないので、喜ばれたのではないでしょうか。
それにしても白昼から堂々と女郎買いなんて、羽目を外し過ぎて奥さんに叱られた人もきっと多かったかも?!
参考文献:吉原と江戸風俗
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