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江戸時代の一般的な武士には、サラリーマンが思わずうなづいてしまう共通点がたくさん

江戸時代の一般的な武士には、サラリーマンが思わずうなづいてしまう共通点がたくさん

会社が倒産して失業したサラリーマンの妻の中には生活のためにパートに出て働く女性もいますが、江戸時代の浪人の妻は自分の体を売って働く女性も多く、「夜鷹(よたか)」といわれていました。

夜鷹は、夜に出没する私娼のことですが、短時間で稼げたため、武士の妻が生活を助けるために夜の仕事をしていました。

『元禄世間咄風聞集』(岩波文庫)には、芝(現在の港区芝。江戸時代は場末の場所として知られていた)に住む浪人が、妻を毎夜「夜鷹」に出して、その助けで毎日を暮らしていたという記録が残っています。武士の世も人々の苦労が絶えなかったようです。

 

 

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