江戸時代の湯屋のほとんどは混浴だった。みんな意外と抵抗なかったってホントなの?:2ページ目
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入込湯には便利な一面も
そして入込湯は、意外と入浴客にとっても便利だったのです。夫婦は一緒に入ることができるし、子どもがいれば家族全員でまとめて入ることができます。
独身女性からも、そこまで入込湯反対の声はなかったよう。男性が少ない時間帯にする、女性何人かで入るなど工夫することで、風呂の中で男性に何かされるリスクはぐっと少なくなりました。
埃っぽいこともあり、とにかくきれいさっぱりとしたい江戸っ子たちは、細かいことはあまり気にしなかったのでしょう。それにしても、さぞかし湯屋の中は騒がしかったことでしょうね。
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