猿、狼、ニワトリまで?「遠野物語」にも登場する奥州で恐れられた妖怪「経立(ふったち)」とは?:3ページ目
四つ足とニつ足の間で
長く生きた動物は、立ちあがって知恵をつける。
そんな伝承が具現化した「経立」ですが、四つ足(動物)と二つ足(人間)の中間に位置する曖昧さが不気味さにつながり、恐れられてきたのでしょう。
いつしか語られなくなった彼らの存在ですが、今もどこかの闇にひそんでいるかも知れません。
長く生きた動物は、立ちあがって知恵をつける。
そんな伝承が具現化した「経立」ですが、四つ足(動物)と二つ足(人間)の中間に位置する曖昧さが不気味さにつながり、恐れられてきたのでしょう。
いつしか語られなくなった彼らの存在ですが、今もどこかの闇にひそんでいるかも知れません。