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解体新書やみだれ髪も!国立国会図書館が開館70周年で蔵書の多様さを炸裂させた無料展示「本の玉手箱」開催

解体新書やみだれ髪も!国立国会図書館が開館70周年で蔵書の多様さを炸裂させた無料展示「本の玉手箱」開催

Japaaanでも古典籍や昔の図案の紹介などで利用させてもらっている国立国会図書館が、今年で開館70周年を迎えました。これを記念して、記念展示「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」が開催されます。

「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」は東京本館と関西館の2館で期間をずらし開催される記念展示で、昭和23年の開館以降の国立国会図書館の歩みと蔵書の多様さを、特色ある資料約180点の展示で紹介するというもの。

展示は1部と2部に分かれており、第1部では「国立国会図書館の70年」と題して、国立国会図書館の源流の一つである帝国図書館に触れつつ、昭和23(1948)年の開館以降の歩みを年表と資料約30点で紹介します。

第2部は「さまざまな蔵書」と題し、美しい本や変わった装丁の本など約25点が展示されたり、所蔵する二代歌川豊国の錦絵や川瀬巴水らの絵画なども展示されます。

さらに、ロビンソン・クルーソーの物語やアンデルセンの童話、ドラえもんやアンパンマンなどのおなじみキャラクターの昔の姿が登場する書籍なども展示。

杉田玄白らの「解体新書」や与謝野晶子「みだれ髪」など、聞いたことはあるけど実際には観たことのない貴重な資料も展示されます。

書物の資料は文字メインなので、昔の言葉で書かれているとどうしても難しく感じてしまうところがありますが、出展予定資料を見ると、本展は眺めるだけでも楽しめるような資料をあえてピックアップしている感もありますので、国立国会図書館にまだ言ったことがない人はぜひこの展示をきっかけに足を運んでみてはいかがでしょうか?

だって入場無料だし!

国立国会図書館 開館70周年記念展示「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」は東京本館が平成30年10月18日(木)~11月24日(土)、関西館が平成30年11月30日(金)~12月22日(土)の期間で開催されます。

開館70周年記念展示「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」

  • 東京本館:平成30年10月18日(木)~11月24日(土)
  • 関西館:平成30年11月30日(金)~12月22日(土)
  • ※日曜、祝日、資料整理休館日(11月21日(水)、12月19日(水))を除きます。
  • ※会期中に東京会場・関西会場とも各1回、展示替えを行います。各期間に展示する資料は東京会場約120点、関西会場約110点です。
  • 入場料:東京本館、関西館共に無料
 

開館70周年記念展示「本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―」

 

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