スマホで作れちゃう!着物を自分好みのカラー&生地でオーダーメイドできる「WA TAILOR」オープン
ZOZOTOWNがニューバージョンのZOZOSUITを配布スタートしたり、クラウドファンディングで日々様々なアイデアのアパレル商品がプロジェクトをスタートしたりと、ファッション業界でも最新テクノロジーやインターネットを活用した商品やサービスが次々と登場しています。
今回紹介するサービスは、スマホやパソコンを使ってオンラインで自分好みのオーダーメイド着物が作れるサービス「WA TAILOR(ワテイラー)」です。
WA TAILORでは、今まで着物に興味を持っていたけど初めの一歩を躊躇していた人に贈るサービス。着物は出掛ける場面によって色柄をその場所にふさわしいものにすることがありますが、着物を着慣れていない人からすると敷居がすごく高く感じてしまいます。
WA TAILORでは、初めての着物デビューをサポートすることを目的に、フォーマルにもカジュアルにも着ていける「色無地」のみを扱うことで、あえて選択肢を絞り込み、着物を着慣れていない人の”はてな”を少なくしています。
オーダーの流れは、まず自分の身長、バスト、ヒップ、裄(ゆき)のサイズを入力して進めていきます(サイズの測り方がわからない人のために動画も公開)。
そして次に生地のチョイス。生地は「丹後ちりめん」と「高砂ちりめん」の縮緬2種類と、お召の地紋8種類の合計10種類から選ぶことができます。生地は撥水加工して届けられます。
そして最後に着物の色のチョイス。色は28種類から選べますので、きっと好みの色が見つかるでしょう。なお染色は、白生地を煮て染色する「煮染め」という技法で職人が一反づつ染めています。
オンラインで服を注文するときにどうしても気になってしまうのが、生地の質感がどのようなものなのかがわからないということ。肌触りがどんなものなのかどうしても事前にチェックしてみたいものですが、WA TAILORでは生地見本の無料配布を行っており、希望者は購入前に生地の質感をチェックすることができるんです。このサポートはかなり大きいですね。
オーダープランは「着物単品(¥78,000)」と「着物一式セット(¥158,000)」の2種類が用意されており、着物一式セットは着物に加えて長襦袢、帯、帯留め、帯揚げがセットになっています(帯や帯留めなどの色柄も選べる)。
WA TAILORではオーダーメイド着物をプレゼントできる「KIMONO CARD」というものも用意されていて、これをプレゼントすることで、カードを贈られた側は自分好みの着物を一からオーダーメイドできます。
着物を買ってみたいけどそれがなかなかできない理由としてよく聞かれるのが、「呉服屋さんに入るのが怖い」という意見。入ったら高価なもの買わされそう…だとか、反物を次々と広げられてマジ気まずい…などいろいろありますよね。そんなイメージを持っている人たちにとってオンラインですべてが完了する仕組みはすごく喜ばれそう。
WA TAILORのスマホだけでオーダーメイド着物が作れてしまうという気軽さはとてもうれしいですね。決して安い買い物ではないので、わからないことがあれば事前にサポートに問い合わせてみるのがいいでしょう。アフターケアの相談も受け付けているようです。
WA TAILORのオーダーメイドは公式サイトからおこなうことができます。