生八ッ橋かき氷!?江戸時代の知恵で暑さを成敗!太秦映画村『映画村ひえひえ王国』
東映太秦映画村。
言うまでもなく、時代劇のメッカである京都・太秦の撮影所に併設された、サムライやニンジャがそこら中で闊歩する、テーマパークです。
テレビの進出で映画産業が斜陽化し、スタジオに空きが出来てしまったため、転用してテーマパーク化すると、これが大ヒット。で、現在に至る、と。「修学旅行で、忍者と写真撮った」という人も、多いでしょう。
創立のきっかけが業界不況だったためか、人気スポットの地位を確立しながらも、映画村、攻めの姿勢は崩しません。特に最近は大規模なリニューアルを断行し、入「村」者数もまた増加。運営元である東映も、映画そのものよりホクホクだったりして。
で、映画村、今年の夏も攻めてきます。7月13日から9月8日まで 『映画村ひえひえ王国』と題して、水や氷に絡めたイベントを連発するそうです。
コンセプトは、「クーラーがなかった江戸時代の庶民の知恵で暑さを成敗しよう」。プレスリリースには、楽しそうな出し物がいろいろ並んでます。
■人間をカッパに化けさせる妖怪・海坊主と、正義の侍・十兵衛が、
江戸の町を舞台に水しぶき散るスプラッシュバトルを展開する「チャンバラ水の陣」
■「夕子の日向夏」「夏おたべ」といった京都銘菓・生八ッ橋とのコラボものに加え、
「黄門様のかき氷」という謎なインパクトを誇るメニューが並ぶ「かき氷まつり」
■連日、そこら中で、水をかけてまわるという「水かけ忍者」。
などなど。
あ、もちろん、夏の映画村名物「史上最恐のお化け屋敷」も、しっかり開園。撮影所の美術スタッフさんと俳優さんが本気で怖がらせに来る、怖いお化け屋敷です。8月のお盆シーズンには、ナイターまつりもあり。本当に、怖いですよ。
お化けより猛暑の方が怖い夏の京都で、水と恐怖で涼を取るのも、楽しいんじゃないでしょうか。
この夏、映画村がクールに変身! – 東映太秦映画村