写楽、歌麿の初公開作品も!休館していた江戸東京博物館が4月1日にいよいよ再オープン
墨田区のホワイトベースこと、江戸東京博物館。ホールなどの改修工事にともなって昨年10月から全館休館していましたが、4月1日(日)にいよいよ再オープンします。
江戸時代の日本橋や芝居小屋が再現されたメインフロアは、日本の歴史が好きな人にとってはたまらないものがありますが、国外からの観光客にも人気の観光スポット。
今回の再オープンを記念して「EDO→TOKYO VISION」というイベントが開催されるそうです。4月1日(日)には「受け継ぐ美意識」というテーマのもと、トークとパフォーマンスを通じて、江戸の美意識とその可能性を探るイベントが開催。ライブパフォーマンスには漫画家のしりあがり寿さんも出演します。
さらに再オープン記念として「写楽の眼恋する歌麿-浮世絵ベストコレクション-
」という特集展示が4月1日(日)〜5月6日(日)まで開催。東洲斎写楽の「市川鰕蔵の竹村定之進」、喜多川歌麿の「歌撰恋之部 物思恋」などが常設展示室で初公開されます。そのほか、写楽・歌麿による浮世絵版画作品と関連資料30点が合わせて展示されます。常設展示なので常設展観覧料(一般600円)だけでOKなのも嬉しいところ。
4月1日(日)~5月13日(日)の期間では、4月29日(日)から放送が予定されている、NHKスペシャル シリーズ 大江戸(全3回)の関連展覧会である「NHKスペシャル関連企画「大江戸」展」も開催。「江戸の成り立ち」「江戸城の絵図」「火事と江戸」「水辺の風景」「写された風景」の5つの視点から、大江戸の繁栄の歴史を追い、巨大都市としての特性を見つめる内容とのこと。こちらも常設展示料金で観覧可能。
再オープンに合わせて面白そうな展示が早速登場といった感じですが、ミュージアム・ショップ、レストランも新しくオープンするそうなので、来館したことがある人でも、再オープンを機に訪れてみるといいかもしれませんね。