梅の花どんだけ好きなの!新選組・土方歳三が詠んだ梅の句から溢れ出る”梅愛”:2ページ目
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番外編
俳句ではありませんが、実は新選組最恐ボス芹沢鴨の辞世の句も、梅に絡めた和歌でした。芹沢は酒に酔っては乱暴狼藉を働いた事で有名ですが、素面の時は至極まっとうで、礼儀も教養もあり、一廉の人物だったそうです。
「雪霜に ほどよく色のさきがけて 散りても後に 匂う梅が香」
勤皇の志士として真っ先にさきがけて、死んでも鮮烈な爪痕を残してやるのだという壮絶な覚悟に胸が震えますね。というかこんな素敵な句を詠むなんてギャップありすぎです芹沢局長。芹沢があってこそその後新選組が活躍したのですから、彼の遺志はしっかり果たされたのではないでしょうか。
そこのあなた、歳三さんの句とどっちが上手いかなんて、比べちゃダメですよ!大事なのはそこに宿ったそれぞれの思いなのですから♪
アイキャッチ画像・文中画像:土方歳三 肖像 Wikipediaより。加工、筆者
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