日本アルプスの雄大な山々に囲まれた、長野県南部に位置する伊那市は、市域の82%を森林が占める自然共生都市。美しい木々に囲まれた伊那市のプロモーション動画『イーナ・ムービーズ』にWEB限定動画『イーナ・ムービーズ-森のこえ-』の公開が開始されました。
人と森林が共に生きる伊那市。公開された動画は、森を育て、その恩恵を受け、自然を敬う、太古から変わらない森とともに暮らす豊かさと、森林に新しい価値を見出しながら生きる現代の伊那市の魅力が表現されています。「火」、「水」、「土」、「木」の「妖精」が現れる動画では、独特の不思議な世界観が創り上げられています。
動画に登場するユニークな妖精たちのキャラクターデザインを手がけたのは、伊那市出身で伊那市芸術文化大使を務める柘植伊佐夫氏。NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」などの人物デザインを手掛けています。なるほど、「精霊の守り人」の世界には伊那市の森の美しさが根底にあるのかもしれません。
「森のこえ」で使用されている音楽は、伊那市出身で映画やテレビコマーシャルの楽曲を制作する天山氏(市芸術文化大使)が作曲、柘植氏が作詞を担当したオリジナル曲。伊那市立長谷小学校6年生の子どもたちが歌い、映像を引き立てています。
動画には、「妖精」として市内在住の高校生らが登場するほか、多くの伊那市民のみなさんが登場しています。撮影場所は伊那市の中でも「手つかずの自然」「手つかずに近い自然」が残されている入笠牧場周辺。人の手がほとんど入っていない森は、木も水も光も、そこに暮らす人々の営みも、全てが神々しいまでの美しさを放っています。
市民が活用できる森林づくりなどを掲げた「ソーシャル・フォレストリー都市」を宣言した伊那市は、豊かな自然に恵まれた環境と特色ある教育と子育てが注目され、2015年、2016年版『住みたい田舎ベストランキング』(宝島社「田舎暮らしの本」2月号)で、「子育て世代にぴったりな田舎」部門2年連続第1位に選ばれています。
「イーナ・ムービーズ」では、これまでに四季折々の魅力を詰め込んだ「四季編」、「信州そば発祥の地 伊那」をPRする「そばの旅人」も公式サイトで公開されていますので、こちらもぜひチェックしてみて下さい。それでは、森のある暮らしっていいな、と思わせてくれる伊那市の魅力にあふれたWEB限定動画「イーナ・ムービーズ-森のこえ-」をどうぞ。