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福沢諭吉、野口英世…「お札の顔」の偉人たちの驚きエピソードはやっぱりスケールが違う!

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野口英世、自分を讃えた伝記にダメ出し

偉大な医師・細菌学者でありながら、坪内逍遥の小説に登場する人物と名前や立場・行動までもが似ているのが気になり、策を練って「野口清作」から改名した野口英世

知らなかった!偉人・野口英世は改名していた。その驚きの理由を知ってますか?

「千円札の顔」の偉人は「改名」していた野口英世と言えば、日本が誇る世界的な細菌学者で「偉人」として語り継がれている人物です。「黄熱病」や「梅毒」の研究で知られ、2004年からは千円札の肖像…

彼には改名だけでなく、こんなエピソードも残されています。Gusutav Eckstein(グスタフ・エクスタイン)という人によって書かれた『Noguchi』には、自身を讃えた伝記『発見王野口英世』を読んだ野口英世が怒り、こう発言したという記述があります。

「あれは悪い本だ。人間は誰だってあの本のように完全ではない。また、誰もあの本のように完全でありたいとは思わぬ。あれは人間ではない。人生はあんなに真っ直ぐにはゆかない。人生というものには浮き沈みがある。浮き沈みがないのは作り話だけだ。」

野口英世は、確かにその地位を築くまでにものすごい努力をしましたが、留学資金を芸者遊びで1晩で使い果たしてしまうなど、とんでもない事もたくさんしていたのでした。それらを全てなかったことにして、自分を「ただひたすら素晴らしい人」とは考えないで欲しい!完璧な人間などいないのだ!という思いがあったようです。

この他にも、旧5千円札の顔・新渡戸稲造には、「東大の講義は思ったより大したことなかった」とけなす手紙を親友に送った挙げ句、中退したエピソードが残されています。

さすがは偉人たち、やはりみんなスケールが違っていたのですね!

 

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