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身体チェックで価値を決める…江戸時代、吉原遊郭に身売りされた娘には非情な仕打ちも
江戸時代、吉原に身売りされた娘には、貧しい家の出の者が多かったようです。そのため食事も十分に食べておらず、痩せて貧相な子がほとんど。そこで、まずは食事をたらふく食べさせるのです。飯をしっかりと噛ませることが、ポイント。そして、2時間ほどゆっくりさせて栄養失調状態から脱却できたら…早速商品としてランク分けするために、遊女の管理をする主人が部屋に連れていき、身体のチェックをします。
身体のチェックで商品価値を決める
「立ち小便をするような姿勢で、着物の尻をめくれ」と指示したら、局部を観察するのだとか。性器と肛門の間が、2寸5分(約7㎝~8㎝)が最適といわれていました。2寸5分以上だと上付きと判断され、男が腰を落とさずに簡単に深く挿入できるので、男にとって快適なのだとか。
つまり、上付きの女は、商品価値が高いということ。そのあとは、布団に横にならせて、自分の男根を挿入します。でも、根元までは入れず、抜き差しを20~30回するのみ。あくまで、商品鑑定が目的なのです。
そして、適当な時期が来たら、経験豊富な年輩の客に頼んで、水揚げをします。記念すべき、初めての床入りですね。客はベテランですから手荒なことはしませんが、それでも女にとっては緊張と不安だらけ。終わったときは、ほっとひと安心、といった心境なのでしょう。
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